11日は日本が定めた祝日である「成人式」だ。日本各地の自治体などは同日、20歳を迎えたばかり及び間もなく20歳を迎える新成人を集め、成人を祝うイベントを開催した。成人式に参加した女性の多くは日本の伝統的な「和服」を着てイベント会場に集まり、日本の特徴的な風物詩になっている。

昔の日本も中国同様に成人の儀式を行なう習慣があり、現代の成人式は第2次世界大戦終了後間もない1946年に始まった。当時は青年達に明るい希望を持たせ励ますため、埼玉県で「青年祭」というイベントを行なった。これが日本各地に広まったのち、現在の「成人式」に変化した。1948年、日本は毎年1月15日を成人の日と定め、2000年からは毎年1月の第2月曜日と改めた。

日本で行われる成人式の主旨は新成人に対して成人としての自覚を持たせることで、社会的な責任が生じると同時に若者の社会的貢献を応援するというものだ。しかし、成人式に参加する新成人が相対的に少ないのと、毎年各地の成人式会場で発生する乱闘問題で、日本社会においても成人式を開催する必要があるのかという疑問の声も少なくない。（編集JK)

「人民網日本語版」2025-08-07